「Paypayを使うのに、銀行口座は登録する必要ある?」
「登録は不安だから、それ以外の方法で利用してみたい」
Paypayは登録ユーザー数が2,500万人(2020/2時点)を突破した大人気なスマホ決済サービスです。大規模なキャッシュバックキャンペーンでも有名ですよね。
しかしこのPaypayですが、銀行口座を登録することが主要な使い方になっています。ただ、やはりスマホ決済に不安のある方は、銀行口座などの情報を盗まれて悪用されるんじゃないかと心配になる方もいるかと思います。
今回は「Paypayは銀行口座を登録しなくても利用できるか?」について解説しています。
結論としては、
利用可能です。もちろんキャッシュバックの対象にもなります。
ただし、場合によっては少し使い勝手が悪くなるかもしれません。
それでは、詳細を解説していきますね。
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目次
Paypayは銀行口座を登録しなくても使える?【結論:可能】
まず、Paypayは銀行口座を登録する必要はありません。
えぇ、そうなんです。大丈夫なんですよね。
Paypayで銀行口座を利用するのは以下2つの場合があります。
- Paypay残高へチャージする
- Paypay残高を銀行口座へ出金する
銀行口座利用1:Paypay残高へチャージする
Paypayでは支払い時にPaypay残高を利用します。そのため、その残高へお金をチャージする際、銀行口座を利用します。
しかし、お金をチャージする方法は銀行口座だけではありません。そのため、銀行口座を登録しなくても大丈夫なんです。
銀行口座以外のチャージ 方法については次の章で解説しますね。
銀行口座利用2:Paypay残高を銀行口座へ出金する
チャージ以外では、Paypay残高を銀行口座へ出金するタイミングで使用します。
まぁ出金するのは、必ず必要というわけではないので、こちらも大丈夫。よくあるのがPaypay残高が余っているため、銀行口座へ振り込んでしまうこと。その場合でも、支払いで使ってしまえば良いわけですからね。
銀行口座を使わないでPaypay利用する方法:チャージ編
それでは、ここからは銀行口座を利用せずにPaypayを利用する方法を解説していきます。まずはチャージ編です。
Paypayで支払いを行う場合、以下2種類の方法があります。
- Paypay残高払い
- クレジットカード払い
Paypay残高にチャージ する際に銀行口座が必要ですが、それ以外の方法もあるので紹介していきます。またクレジットカード払いであれば、そもそもチャージが不要なんです。
Paypay残高払いの場合
Paypay残高払いの場合、事前にPaypay残高にお金をチャージしておく必要があります。その方法は以下の6種類。
- 銀行口座
- セブン銀行ATM
- ヤフーカード
- ヤフオク売上金
- ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
- ギフトカード
銀行口座以外にもチャージ方法はいろいろあるんです。クレジットカードでもチャージはできますが、対応しているのはヤフーカードのみ。
この中から好きな方法を選んでチャージすればOKです。
個人的なオススメは「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」。ソフトバンク・ワイモバイルユーザー限定の機能ですが、Paypayで唯一のポイント2重取りができる決済方法です。
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いに関しては「【Paypay】ソフトバンク・ワイモバイルユーザーならお得?【ポイント2重取りができる唯一の方法】」で解説しています。
Paypayのチャージ 方法に関しては、「【Pay pay】クレジットカードでチャージできるの?全てのチャージ方法を図解で説明!」で解説しています。
クレジットカード払い場合
クレジットカード払いの場合、クレジットカードから直接支払いをすることができます。
Paypayに登録できるカードは以下のブランドのみ。
- VISA
- Mastercard
- JCB(ヤフーカードのみ)
一見クレジットカード払いの方が手軽で便利なように見えますよね。わざわざ残高へチャージするのは少しだるいところもあるので。
しかし、クレジットカード払いには大きなデメリットが存在します。それは、ヤフーカード以外のクレジットカードを登録している場合、Paypay還元の対象外となってしまう点。
ヤフーカード以外のクレジットカードはPaypay還元の対象外
Paypayではお得な還元サービスを実施しています。Paypay STEPでは、最大2%の還元を得ることができるようになっています。
しかし、ヤフーカード以外のクレジットカードで支払いをした場合、還元の対象外となります。
Paypay残高 | ヤフーカード | その他カード | |
還元対象 | ◯ | ◯ | ー |
そのため、クレジットカードで直接支払いをするのと変わらなくなってしまうため、Paypayを使うメリットがなくなってしまうんですね。
Paypayの利用頻度や金額に応じて、還元率が上昇していくサービスのこと。
- 100回以上の決済を50回以上/月
- 支払い金額10万円以上/月
上記を達成することで、還元率が0.5%ずづ上がっていきます。
次は、出金編です。
出金機能はPaypay残高が余っている場合や、緊急でお金が必要になった場合に、銀行口座へ振込ができる機能になっています。
銀行口座を登録しない場合は、この出金機能が使えないため、Paypay残高を余らないように使う必要があります。
そう。使い切ればいいだけの話ですね。なので、特に難しいことはありませんし、銀行口座の登録をしなくても全く問題ありません。
Paypay残高は、以下で使うことが可能になっています。
なお、出金機能の詳細については、「【Pay pay】残高を出金する方法と注意点」で解説しています。
Paypayに銀行口座を登録したほうが、使い勝手は良い
これまでは、Paypayに銀行口座を登録しなくても使える内容を説明してきましたが、登録したほうが良いことは間違いありません。
ただし、下記に当てはまる方であれば、銀行口座を登録するメリットはあまりないかもしれません。
- ヤフーカードを所有
- ソフトバンク・ワイモバイルがキャリアのスマホを利用している
なぜかと言うと、
- ヤフーカード:ヤフーカードでチャージ できる
- ソフトバンク、ワイモバイルユーザー:携帯料金支払い額に上乗せする形でチャージできる
のため。
それ以外の方は、セブン銀行ATMなどのチャージ 方法となるため、時間・場所・チャージ金額などに制限が発生します。そのため、自由度がかなり狭くなることになるんです。
もしPaypayへ銀行口座を登録するのが不安な方は、次章をみてください。Paypayでは一度セキュリティに関する不祥事がありましたが、セキュリティをしっかりと強化しているため、安心感はぐっと増していますよ。
Paypayへの銀行口座登録に不安がある方へ
Paypayでは一度、登録していたクレジットカードが悪用される不祥事が起きています。また、スマホ決済を初めて利用する方は登録に抵抗があるかたも多いかもしれません。
けど、大丈夫です。Paypayは強度なセキュリティ対策をしているため、安心して登録することができますよ。
Paypayの主なセキュリティは以下。
- 登録した銀行口座情報やクレジットカード情報は暗号化され、相手先には非表示
- クレジットカードの3Dセキュア対応
- 異なる端末からのアクセス時は、SMSで本人確認通知(2要素認証)
- 専任スタッフによる常時監視
- 24時間365日日対応のカスタマー相談窓口
- 不正利用の被害があった場合は、全額保証
ソフトバンクとヤフーが絡んでいる企業なので、そういった所でも安心感はありますよね。
Paypayで起きた不祥事やその対応。また、Paypayのセキュリティに関しては、こちらで詳しく解説しています。
Paypayが対応している銀行は?
セキュリティの話を聞いて銀行口座の登録に興味を持った方へ、Paypayが対応している銀行も紹介しておきますね。
現時点で60以上の銀行に対応しています。
主要な金融機関では、
- ジャパンネット銀行
- ゆうちょ銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- イオン銀行
- auじぶん銀行
- 住友SBIネット銀行
他にも多くの地方銀行に対応しています。
まとめ
今回は「Paypayは銀行口座を登録をしないで利用できる?」について解説しました。
ポイントは以下となっています。
◆Paypayは銀行口座を登録しなくても、利用可能
◆Paypayで銀行口座を利用する場面は以下2つ。
- Paypay残高へのチャージ
- Paypay残高を出金する
◆上記どちらも、銀行口座登録がマストではない
◆ただし、使い勝手をあげるには銀行口座を登録したほうが良い場合もある