「Paypayを解約したいけど、どうすればいいの?」
「アプリを削除するだけでいい?」
「解約すると登録した情報は全て消える?」
スマホ決済サービスを使わなくなった時は解約手続きを進める必要があります。
その際に、解約までの流れや、その前にやるべきことなど、知っておかないと損をすることが多々あります。
今回は「Paypayの解約方法と注意点」について解説しています。
やむを得ず解約する必要がある場合は、「Paypay残高」に注意して手続きを進めましょう!
目次
Paypayを解約すると、登録情報は全て消える
Paypayを解約する場合、当たり前の話ですが登録した情報は全て消去されます。
消去される内容としては、
- Paypay残高
- 付与される予定のPaypay残高
- アカウント情報(携帯電話番号、メールアドレス、氏名、表示名、パスワード)
- お支払い方法の情報(銀行口座、クレジットカード)
- 利用履歴(残高明細、レシート)
- 外部サービス連携情報
引用:PayPayのアカウントを解約したい – PayPay よくあるご質問
- 解約後は取引のキャンセルができないため、返金やPaypayボーナスは受け取れません。
- 180日間、同一の携帯電話番号では新規登録はできません。
Paypayを解約するにはアプリを削除するだけではダメ
意外と勘違いしがちですが、
Paypayを解約するためにはアプリを削除するだけではダメです。
iPhoneだと、アプリの長押しで削除することができますが、この方法では登録されているデータ消えるわけではないので意味がありません。
Paypayに関するデータを全て消去するためには、Paypay自体を解約する必要があります。
Paypayを解約する方法
Paypayを解約する場合は、以下の手順を実行します。
①PayPayアプリ右下の[アカウント]をタップします。
②情報項目にある[その他]をタップします。
③[アカウントの解約]をタップします。
④Paypay残高を保有していると、警告が発生します。
アカウントを解約する前にやるべきことは次章で説明しますが、Paypay残高をなくすように促されます。
⑤注意点に同意いただける場合は[解約手続きに進む]をタップします。
⑤パスワードの入力が表示された場合は入力します。
⑥[同意して解約する]ボタンをタップします。
⑦該当の携帯電話番号に届いたSMSの認証コードを入力し、[認証する]をタップすると、アカウントの解約が完了します。
手順としてはこのような形になります。
特に難しいことはありませんが、解約する前にやるべきことがあるので次章で説明していきます。
Paypayを解約する前にやるべきこと
Paypayを解約する前にやるべきことについて解説します。
やるべきことは以下3点。
- Paypay残高の利用、または出金する
- 付与予定のPaypay残高が付与されるまで待つか検討する
- 既に購入した商品に関して、返品する必要がないか確認する
内容を説明します。
Paypay残高の利用、または出金、送金する
Paypayを解約した場合、Paypay残高は全て消去されます。
もし保有している残高があれば、使ってしまうか、銀行口座へ出金、あるいは誰かに送金してしまうのがオススメです。
持っているPaypay残高によっては、出金や送金に対応していない場合もあるので、
自分が保有している残高を確認しておきましょう。
残高の種類 | 出金 | 送金 | 割り勘 |
Paypayマネー | ◯ | ◯ | ◯ |
Paypayマネーライト | ー | ◯ | ◯ |
Paypayボーナス | ー | ー | ー |
Paypayボーナスライト | ー | ー | ー |
参考:PayPay残高とは – PayPay よくあるご質問
Paypay残高は、ポイントやギフト券などに交換することはできません。そのため、使って残高を減らしていくしか方法はなさそうです。
付与予定のPaypay残高が付与されるまで待つか検討する
付与予定になっているPaypay残高がある場合も、Paypayを解約すると全て消去されます。そのため、付与されるまで待つのが得策です。
付与金額が数円程度の無視できる金額であれば、さっさと解約しても良いかと思います。
既に購入した商品に関して、返品する必要がないか確認する
Paypayを解約した場合、既に購入した商品の返品ができなくなります。
利用履歴などを確認し、返品をする必要なものがあったかどうか確認しておきましょう。
Paypayを解約しても手数料や違約金は発生しない
Paypayの解約に対して、気になることと言えば「手数料や違約金」ではないでしょうか?
使わなくなった場合でも、違約金が発生するようであれば解約せずにそのままにしておきたいですよね。
結論ですが、
Paypayを解約しても手数料や違約金は発生しません。
参考:PayPayのアカウントを解約したい – PayPay よくあるご質問
そのため、安心して解約を行うことができますよ。そもそも、登録自体でも費用は発生していないため、違約金が発生することのほうがおかしいですよね。
Paypay解約後、180日間は利用不可
Paypayを解約した場合、ある一定期間利用することができなくなります。
期間:180日
参考:PayPayのアカウントを解約したい – PayPay よくあるご質問
180日間は、
- これまで利用してきた携帯電話番号での新規登録
- 別の携帯電話番号からのアカウント変更
などの対応はできなくなります。
そのため、Paypayを本当に使わなくて良いのか、しっかりと考えぬいた上で解約を行いましょう。
また使う可能性があるなら「一時停止」がオススメ
海外へ転勤すると行った形で、「Paypayを当分使わないけど数ヶ月後、数年後にまた使うかもしれない」という場合であれば、Paypayの一時停止がオススメです。
Paypayの一時停止とは、
Paypay残高を残した状態で、登録情報を削除してログアウトできる機能です。
登録されたデータはそのままで、再度ログインできる機能です。
本機能であれば、Paypay残高は削除されないので、また利用することができるわけです。
また、重要なデータ(クレジットカード、銀行口座)などは削除することが可能ですので、そういった情報だけ削除してからログアウトすることをオススメします。
解約の場合は、解約の手続きを済ませることで全ての登録情報が一括で消去されます。
一方、一時停止の場合は、削除したい登録情報を1つ1つ手作業で削除して行く必要があるので注意ですね。
外部サービス連携の解除をしたい場合
①PayPayアプリ右下の[アカウント]をタップします。
②[外部連携サービス]より解除したいサービスを選択して手続きをします。
私の場合だと、下記3つと連携させていましたので、これらを解除します。
- Yahoo! JAPAN ID
- ソフトバンク・ワイモバイル
- モバイルTカード
クレジットカード、銀行口座を削除したい場合
①PayPayアプリ右下の[アカウント]をタップします。
②[支払い方法の管理]をタップします。
③削除したいクレジットカード画像の右上に表示している「…」をタップします。
④問題なければ[削除する]をタップすると完了します。
ログアウトしたい場合
①PayPayアプリ右下の[アカウント]をタップします。
②設定の「アカウント情報」をタップします。
③[ログアウト]より手続きをします。
機種変更の場合は、解約不要
スマホを変更したい場合に、Paypayを解約する必要があるか考えている方もいるかと思いますが、
機種変更の場合は、Paypayを解約する必要はありません。
機種変更やMNP(携帯電話番号ポータビリティ)をした場合は、新しい端末でPaypayアプリをダウンロードして、再度同じアカウントでログインをすればOKです。
登録されていたデータは全て引き継がれた形で、新しい端末で使えるようになります。
スマホを機種変更する際のやるべきことや注意点は、「【Paypay】機種変更時にデータは引き継げる?設定方法を紹介!」で解説しています。
まとめ
今回は「Paypayの解約方法と注意点」について解説しました。
ポイントは以下となっています。
◆Paypayを解約する場合、登録されている情報は全て消去されます
◆アプリを削除しただけでは、解約はされていないので、登録情報は残ったままです
◆Paypay解約前には、Paypay残高を使いきりましょう!
◆再度利用する予定がある場合は、「一時停止」がオススメです
◆機種変更やMNPなどの場合は、解約不要
解約する機会というのはなかなかないかもしれませんが、いざというときに知っておくと便利な情報です。特に、Paypay残高も消去されてしまうので、ここだけは絶対に忘れず対応するようにしましょう。