「残高が不足している場合、不足分は現金やクレジットカードで併用できる?」
メルペイでは、基本的に「残高を利用して買い物を行う」システムになっています。
そのため、残高が購入金額を超えないようにしておく必要がありますが、お店のレジに並んだ際、残高が足りているかどうか心配になってしまう場合ってありませんか?
今回は、もし「残高が不足してしまった場合に、現金やクレジットカードで追加清算はできるか」についてまとめてみました。
結論としては、
残高不足分は現金・クレジットカードで併用可能。ただし、店舗によっては不可の場合もある。
目次
メルペイの残高が不足している場合、現金・クレジットカードでの併用は「店舗による」
メルペイでの支払い方法は、以下の2通りがあります。
- iD
- メルペイコード払い
このどちらに対しても、
残高不足の場合、現金・クレジットカードで併用できるが、店舗によってはできない場合があります。
まず、メルペイの利用規約に以下の記載がありました。
4. 他の決済手段の併用
ユーザーは、メルカリサービス又はメルカリサービス外の一部の加盟店においては、商品代金の一部のみについてポイントサービスを利用し、残部については当該加盟店及び弊社が認める他の決済手段を利用することができます。メルカリサービス外の加盟店における他の決済手段の併用の可否については、加盟店に直接ご確認ください。
メルペイ自身としては、
「メルペイ残高 + 他の決済手段」として支払うことは可能だと認めています。
次は、利用頻度が多いコンビニを中心とした利用規約を見ていきます。
iD編:コンビニ大手3社の場合
iD利用に関して、コンビニ大手3社の見解です。
セブンイレブン
「iD」と併用できない支払方法
- nanaco
- 交通系電子マネー
- 楽天Edy
- QUICPay
- 他のiD
- クレジットカード
- バーコード決済
ファミリーマート
- dポイント・楽天ポイント・Tポイントを加算する場合は、お支払いの前にいずれかのポイントカードをご提示ください。(ファミマTカードiD支払いを除く)(一部店舗で取り扱いのない場合がございます。)
- ファミマTカードの「クレジット払い」との併用はできません。
- 「iD」と他の電子マネーとの併用はできません。
ローソン
「HPに併用に関する記載なし」
セブンイレブンのみ、クレジットカードとの併用はできない旨の記載がありました。
他のコンビニは特に記載ありません。
メルペイコード払い:コンビニ大手3社の場合
コード払いに関して、コンビニ大手3社の見解です。
セブンイレブン
「メルペイ」と併用できない支払方法
- nanaco
- 交通系電子マネー
- 楽天Edy
- QUICPay
- iD
- クレジットカード
- バーコード決済
- 現金
ローソン
バーコード決済のご利用にあたり
- モバイル端末の液晶画面に傷やヒビがある場合は読取りができない場合がございます。
- テレホンカード類、バスカード・各種乗車券・回数券、各種商品券、QUOカード、切手・ハガキ、・印紙、一部のLoppi取次サービス、公共料金・収納代行票でのお支払にはご利用いただけません。
- QUOカードPayを除くバーコード決済は、現金を含む、他の決済手段との併用支払いはできません(クーポン・ポイントを除く)。
ファミリーマート
- ※dポイント・楽天ポイント・Tポイントを加算する場合は、お支払いの前にいずれかのポイントカードをご提示ください。(一部店舗で取り扱いのない場合がございます。)
- ※他の電子マネー・クレジットカードとの併用はできません。
- ※スマホ等の液晶画面に傷やヒビがある場合は読取りができない場合がございます。
コード払いでは、どのコンビニでも「併用はできない」という旨の記載がありました。
Twitterでは以下のようなツイートも見られます。
メルペイは現金と併用できません!!!!!
ローソンで実践済み— Yuta (@yuta_722) March 30, 2019
メルペイはポストペイであるiD払いの仕組みに乗ってるからか、残高不足で現金と併用は出来ないし、かといって少額決済のためにチャージし直すならApple Payとか楽天ペイ使う方がワタワタしなくて済むしよいなぁ。
せめて、銀行口座登録出来るならチャージし直しじゃなくて不足分引き落としてほしい。
— fuby (@fuby00) February 22, 2019
一部店舗では、現金やクレジットカードで併用可能
コンビニ各社においては、現金やクレジットカードでの併用はできないとしていますが、店舗によってはできる所もあります。
以下、利用できる店舗のTwitter引用です。
– Fizz & Fizz look –
メルペイ導入につき、キャッシュレスでお買い物して頂けます🍃
現金・クレジットカードとも併用可能です◎ pic.twitter.com/ulSBOmLnFh
— Fizz (@Fizz_vintage) August 10, 2019
当店ではクレジットカードの他にも、様々な決済方法をご用意しております‼️
iD決済も可能‼️そう‼️あのメルペイもご使用いただけます‼️
現金との併用も可能です🙆 pic.twitter.com/lwzAzg13iI
— でらなんなん大阪なんば店 (@deranan_NAMBA) July 23, 2019
今日からメルペイ使えるようになりました〜😆✨
現金との併用なども可能ですのでどんどんご利用くださいませ〜😆✨#splash_toyusedclothing #メルペイ pic.twitter.com/5xNNC0quXv— splash_toyandusedclothing (@splashtoyandus2) March 25, 2019
このように、併用できる店舗が複数存在しています。
つまり、システム的には現金・クレジットカードの併用はできるはずなのです。
では、なぜ先述したコンビニ等では不可としているかですが、おそらく以下の理由が大きいのではないでしょうか?
- レジ店員が「併用での支払い方法」を理解していない
- レジ店員の対応が複雑になったり、レジが混雑してしまう懸念があるための措置
これはコンビニだけでなく、他の店舗も同様だと考えます。
そのため、併用したい場合は、「店舗に確認する」が一番いい方法になります。
残高不足が気になる場合は、「後払い(スマート払い)設定」でメルペイ残高支払いにすべし
現金やクレジットカードを併用したい方は、残高不足が気になることではないでしょうか?
そのような方は、思い切ってメルペイ後払いを設定することをオススメします。
なぜか?
以下、理由をかんたんに説明していきます。
メルペイ後払いは、
メルペイ残高を利用せずお買い物ができ、翌月に利用分をまとめて払うシステムです。
そのため、残高不足を気にする必要がありません。
要は、クレジットカードのように利用できるサービスです。
上限金額を設定できるので、自分が利用したい金額を設定しておけばOKです。
翌月に利用分をまとめて支払う場合、支払い方法によって手数料が発生しますので注意です。
- メルペイ残高払い ➡︎ 手数料:無料
- コンビニ/ATM払い ➡︎ 手数料:300円
初期は全て有料でしたが、メルペイ残高払いのみ無料で利用できるようになったので、手数料問題も関係ありません!
ポイントが余っている場合でも、後払い(スマート払い)が便利
メルペイのポイントが余っている場合、有効期限が切れる前に使いたいですよね。
ポイント分だけ利用したくても、ちょうどよくポイント分だけ買い物をするのは難しいものです。
そんな場合でも、後払い(スマート払い)が非常に便利です。
先ほど説明した通り、後払い(スマート払い)では翌月清算にメルペイ残高を利用することが可能です。
そのメルペイ残高にはメルペイポイントも合わせて利用することができるんです。
例えば、メルペイポイントを300ポイント保有している場合で、後払い(スマート払い)で2,000円分利用したとします。
その翌月清算分をメルペイポイント300 + メルペイ残高1,700円で支払うことが可能です。
まとめ
今回は、メルペイ残高不足の場合に現金やクレジットカードを併用できるのかについて説明しました。
ポイントは以下です。
◆現金やクレジットカードでの併用は「店舗による」
◆店舗によっては併用可能(店舗へ確認が必要)
◆残高不足が気になる場合は、「後払い」に設定し、翌月「メルペイ残高」で支払う
残高がどのくらい残っているのかを気にするのは、割とストレスです。
ストレスから解放されたい場合は、「後払い」を積極的に利用していきましょう!
「有効期限のあるポイントを使い切りたいために残ポイント以上の買い物をしたい」というシチュエーションが最も問題になるのではないでしょうか。それならばスマート払いでは解決になりません。
kinki様
コメントありがとうございます。
確かに、そのシチュエーションが抜けていますね。
スマート払いの場合、翌月にメルペイ残高で支払うことが可能です。
その際に、ポイントを使うことができるので、この方法ならスマート払いでも解決できるかもしれません。
ただし、ポイントの有効期限が近しい場合は厳しい方法ですね。
ご指摘ありがとうございます。
「システム的には現金・クレジットカードの併用はできるはずなのです。」と書かれていますが、
メルペイを使えるようにしているコンビニのシステムとメルペイが提供して売るシステムは異なります。