「Kyashの自動チャージってチャージ金額を入力しなくていいの?」
「そもそもKyashに自動チャージ機能ってある?」
Kyashは、2015年に設立された株式会社Kyashが運営する「プリペイド式のVisaカード」です。
Kyashの大きな特徴としては、Kyashを通して支払いを行うだけで、キャッシュバックが行われるというお得なサービス。
今回はKyashの「自動チャージに金額設定がない理由」についてまとめてみました。
他の電子マネーの自動チャージでは、「チャージする金額」を設定しておく必要がありますが、Kyashではそれがありません。
本記事では、Kyashの自動チャージの仕組みを詳しく解説していきます!
2020年2月から0.5%キャッシュバックキャンペーンを実施中です。
Kyashを利用すれば、キャンペーン(0.5%)+Kyash(1%)+クレジットカード(1%など)で2.5%以上のキャッシュバックも。
期限は設定されていませんが、期間限定キャンペーンのためお早めに。
※amazonプライム会員限定です。
目次
Kyashの自動チャージに金額設定がない理由【残高0円でも問題なし】
Kyashには「自動チャージ」という便利な機能がついています。
この自動チャージですが、設定する際に”金額の指定”がありません。
とりあえず結論を言ってしまうと、
Kyashの自動チャージは、”残高不足分のみ”を自動的にチャージします。
他のSuicaなどの電子マネーの自動チャージ機能は、
「残高が”設定金額以下”になると自動的にチャージする仕組み」をとっています。
例えば、”残高が5,000円以下になった場合”、”3,000円チャージ”といった形で、
- 残高が下回った金額:5,000円
- 自動チャージ金額:3,000円
の2つを設定する必要がありました。
そのため、金額設定をすることが当たり前になっていましたが、Kyashではその手間を省いているようです。
考えてみればわかりますが、金額を設定をせず、支払い時の不足分のみをチャージするという仕組みはメチャクチャ便利ですよね。
必要最低限のチャージしかしないため、残高が余るということが発生しないわけですから。
残高0円でも問題なし!
この方法を利用すると、Kyashの残高は0円でも全く問題なく支払いができるようになります。
まじでヤバイ便利です。
Kyashでは出金をする機能が実装されていないため、残高が残っている場合は使い切らないといけません。しかし、この自動チャージを使って残高0円で利用していけば、自分が利用したいぶんだけ利用できるので、使い勝手は抜群ですよ〜。
そもそも自動チャージとは?
ここでは、「そもそも自動チャージって何?」という方へ向けて解説していきます。
自動チャージはその名の通り、
支払い・送金時の残高不足分を自動でチャージする仕組みです。
- 支払い:10,000円
- 残高:6,000円
の場合、ふつうであれば残高不足で支払うことができません。
ですが、自動チャージに設定しておけば、不足分の4,000円をその場で自動的にチャージして支払えるようになる仕組みです。
残高不足になることが皆無になるので、ぜひオススメしたい設定ですね。
自動チャージの設定方法
クレジットカードが登録されていれば、30秒もかからず完了します。
①Kyashのウォレットから「自動チャージを設定したいクレジットカード」を選択
②自動チャージ設定に同意する
以上で終わりです。ものすごい簡単ですよね。
設定金額を入力必要がないぶん、簡単な手順になっていて”ラク”なんです。
自動チャージの解除方法
自動チャージは使わん!という方のために、自動チャージの解除方法も説明します。
①Kyashアプリのトップ画面にある「登録カード」から自動チャージに設定しているカードをタップ
②「リンクの解除」をタップすればOKです。
自動チャージ解除とは書かれていないので、少しわかりづらいですが。。。
自動チャージの上限金額
自動チャージを設定して買い物をした際、自分の予定以上の金額がチャージ・支払いされても困りますよね。
Kyashの自動チャージは、クレジットカードからチャージされるため、クレジットカードのチャージ上限と同じように見えますが、違います。
ここは気をつけてください。
Kyashの自動チャージ上限は、以下の2つによって決定します。
- 決済上限に達していないか?
- クレジットカードの決済上限に達していないか?
まずKyashの決済上限ですが、以下のようになっています。
Kyash Card | Kyash Card Lite | Kyash Card Virtual | |
決済上限 | 30万円/回 100万円/月 | 5万円/回 12万円/月 | 3万円/回 (本人認証なし:5千円) 12万円/月 (本人認証なし:2万円) |
そもそも、決済時に上記の上限に達している場合は支払いができません。
次に、クレジットカードの決済上限に達しているかどうかが判断材料になります。こちらも問題内容であれば、支払いが行われます。
そのため、下記のKyashのチャージ上限は一切当てはまらないので注意してくださいね。普通に払えちゃいます。
Kyash Card | Kyash Card Lite | Kyash Card Virtual | |
クレジットカード チャージ | 5万円/日 ※残高が5万円以上ある場合はチャージ不可 |
自動チャージができない原因
前章でも説明しましたが、Kyashには上限金額が設定されているため、自動チャージができない場合があります。ただ、その他にも原因がある場合も存在するため、考えられる要因をまとめてみました。
- Kyashの決済上限を超えている
- 登録しているクレジットカードの上限を超えている
- 支払い回数を1回払いにしていない
- Kyashが利用できない店舗・支払えない商品である
Kyashの決済上限を超えている
前章でも解説しましたが、Kyashには決済上限が存在します。以下の金額を超える場合は支払いが不可となります。
Kyash Card | Kyash Card Lite | Kyash Card Virtual | |
決済上限 | 30万円/回 100万円/月 | 5万円/回 12万円/月 | 3万円/回 (本人認証なし:5千円) 12万円/月 (本人認証なし:2万円) |
なお、自分が今どれくらい利用しているかは、Kyashアプリで確認が可能ですよ。
登録しているクレジットカードの上限を超えている
登録しているクレジットカード自体が決済の上限を超えてしまっている場合も、もちろん利用不可です。
こちらは利用しているカードによって異なるため、クレジットカードの支払い限度額や今月利用分を把握しておきましょう。
支払い回数を1回払いにしていない
Kyashはプリペイド型カードのため、1回払いしか対応していません。
店舗で支払い回数を聞かれたり、クレジットカードを紐づけているため、複数払いもできる気がしてしまいますが、不可です。
Kyashが利用できない店舗・支払えない商品である
KyashはVISAブランドの店舗であれば大体利用できますが、使えない店舗もあります。また、購入できない商品もあるため、注意が必要です。
使えない店舗や商品は以下の通り。
- 毎月の継続的なお支払いや、自動更新手続き(契約)が発生する加盟店
- 一部の月額/継続契約の利用料金のお支払い
- ガソリンスタンドでのお支払い
- 高速道路通行料金でのお支払い
- 航空会社、航空券予約、購入
- ホテル(ホテル内の店舗)でのお支払い
- レンタカーのご利用料金のお支払い
- 各種プリペイド・電子マネーの購入・チャージ代金のお支払い
nanacoクレジットチャージ/楽天Edy/Vプリカ などへのチャージ- 公共料金/電話料金/衛星放送・CATV視聴料/インターネットプロバイダー利用料/新聞購読料(電子版含む)/保険料/レンタルサーバ/ウォーターサーバー/通信教育/各種月会費など
Kyashはプリペイド型カードのため、使えないものが結構あったりします。この辺りは実際使ってみて判断するしかなさそうです。
自動チャージが使える電子マネーは?
Kyashには自動チャージ機能がついていますが、
他の電子マネーサービスにも同じような機能があるのか気になりませんか?
そこで、主要な電子マネーの対応状況を一覧でまとめてみました。
電子マネー | オートチャージ | 制限 |
Suica | ◯ | Viewカードのみ |
nanaco | ◯ | セブンカードのみ |
Paypay | ◯ | ー |
LINEpay | ◯ | 銀行口座のみ |
メルペイ | ー | ー |
楽天ペイ | 不要 | ポストペイ型のため |
d払い | 不要 | ポストペイ型のため |
結果としては、
OK!
- Suica
- nanaco
- Paypay
- LINE pay
Paypay以外は、登録するクレジットカードや銀行口座など制限があるところが注意点ですね。
NG!
- メルペイ
メルペイのみ対応していませんでした。残高不足をいちいち確認するのは面倒なので、対応してもらいたいですね!
オートチャージ不要!
- 楽天ペイ
- d払い
こちらはポストペイ型のキャッシュレス決済なので、オートチャージ機能は不要なんです。
ポストペイ型は、後払い方式のこと。事前に残高を入金する必要がなく、クレジットカードや銀行口座から直接請求される支払い方法です。
一方、Suicaなどはプリペイド型と呼ばれ、前払い方式のことです。こちらは事前に残高に入金しておく必要があります。
まとめ
今回は「Kyashの自動チャージに金額設定がない理由」について解説しました。
ポイントは以下です。
◆金額設定がない理由は「不足分のみをチャージする」仕組みだから
◆他の電子マネーでも自動チャージ機能はある
- Suica
- nanaco
- Paypay
- LINEpay