【Kyash】改悪により還元率が下落【それでもKyashは利用する価値あり!】

「Kyashが改悪したそうだけど本当なの?」

「改悪に対して、みんなはどう感じてる?」

「Kyashはこれからも使い続けていいの?」

KyashはVISAブランドのプリペイド型カードです。

このKyashを通して支払いをすることで、支払い額の一部がポイントで還元されるというサービスになっています。

ところが最近、この還元率に対して改悪が行われました。還元率2%➡︎0.5%〜1%に下げられたのです。

そのため、これからKyashを使い続けてもいいのか、と考える方も多いかと思います。

結論から言ってしまうと、

還元率は1%になりましたが、まだまだKyashはお得です。

それでは、改悪内容やまだまだ使える理由も含めて詳細を説明していきます。

MEMO

Kyashの改悪に関しては、リニューアル前(2020年5月以前)の情報となります。

リニューアル前リニューアル後
カードの種類Kyash Card
リアルカードKyash Card Lite
バーチャルカードKyash Card Virtual

Kyash改悪とは?

そもそもKyashの改悪とは一体何が起きたのでしょうか?まずは、その改悪の詳細を説明していきます。

Kyashの改悪は2019年10月より適用されました。

大きな変更点としては以下の3つ。

  • 還元率の下落
  •  QUIC Payによる支払いは還元対象外(Andoroid端末のみ) →2020年4月よりQUICPayは還元対象に戻りました。
  • ポイント制の導入

参考:10月1日より「Kyashポイント」がスタート。

そのうち改悪としては、「還元率の下落」と「QUIC Payによる支払いは対象外」の2点です。

還元率の下落

1番大きな改悪ポイントは、還元率です。

還元率が2%だったところ、以下のように下落しました。

  • リアルカード有効化済み場合:2% ➡︎ 1%へ
  • バーチャルカードのみ発行済みの場合:2% ➡︎ 0.5%へ

Kyashで支払う全てのシチュエーションにおいて還元率が低下しており、かなりの改悪となっています。

 QUIC Payによる支払いは還元対象外 → 還元対象へ戻りました

2020年4月からQUICPayは還元対象に戻りました。

次に大きな改悪ポイントとしては、QUIC Payによる支払いへの制限です。

Android端末では、Kyashを登録してQUIC Payで支払いを行うことができましたが、

残念ながら、この支払い方法では還元対象外となってしまいました。

正直、Kyashを実店舗で使用する場合、クレジットカードと同様にKyashカードをレジで提示する必要があったのですが、QUIC Payで使えるためカードレスで対応することができたのです。

これは、めちゃくちゃ大きなメリットだったのですが、なぜかポイント還元対象外に。

利便性を悪くしてどうしたいのか?よくわかりません。

ちなみに、iPhoneなどのiOS端末ではKyashをQUIC Payへ登録すること自体できないので、大きなダメージはないかもしれません。

kyash改悪に対するみんなの声

前章で説明した「Kyashの改悪」に関してはユーザから落胆や悲鳴の声があがっています。

しかし、還元率最大1%がまだまだお得という声も多く、Kyashが使えるアイテムだという意見も多いようです。

個人的に元々の還元率2%は優遇すぎたのではないかなと思っています。通常のクレジットカードでも還元率は約1%程度ですから。

そもそも還元率2%はKyashを使ってくれる人を増やすための施策で、実は最初から1%に変更する予定だったのかもしれませんね。

Kyashから乗り換えをした方が良い?

還元率が下落したためKyashにメリットを感じにくくなり、他に還元率の高いサービスへ乗り換えを検討したくなる方もいるかと思います。

そのため、今話題のスマホ決済サービスに関して、還元率をまとめてみました。

スマホ決済還元率
Paypay最大2%
LINEpay最大3%
メルペイなし
楽天ペイなし
d払い最大7%

還元率がKyashよりも高いものがありますが、達成条件が厳しかったりするので、順番に見ていきましょう!

Paypayの場合:還元率 最大2%

Paypayの場合、還元率は最大2%となっています。

Paypay_還元

引用:PayPay STEP – PayPay

ただし、通常は0.5%〜1%。そこから条件を達成するごとに還元率が上がっていきますが、その条件が割と厳しいです。

  • 100回以上の決済回数50回以上/月
  • 利用金額10万円以上/月

店舗利用の場合、上記2つのどちらかを達成しないとKyashの還元率に並ぶことはできません。

LINEpayの場合:還元率 最大3%

LINEpayの場合、最大3%の還元サービスを実施しています。

LINEpay_還元率

ただし、前提条件として「Visa LINEpayクレジットカード」を発行しておく必要があります。このカードを使わないと、どんな支払いをしても還元率は0%となっています。

  • Visa LINEpayクレジットカード払い:3%(初年度発行特典)
  • LINEpay チャージ&ペイ払い:1〜3%

Visa LINEpayクレジットカード払いは、要するにクレカ払いですね。その場合、初年度特典として3%の還元が受けられます。

LINEpay チャージ&ペイ払いは、Visa LINEpayクレジットカードをLINEpayに紐づけた状態で支払いを行うと最大3%の還元が受けられます。還元率は、LINEポイントクラブのランクによってへ変動します。

メルペイの場合:還元率 なし

メルペイの場合は、還元サービスはありません。常時開催の還元サービスはありませんが、期間限定で還元キャンペーンを行うことがあります。

楽天ペイの場合:還元率 なし

楽天ペイの場合は、還元サービスはありません。常時開催の還元サービスはありませんが、期間限定で還元キャンペーンを行うことがあります。

d払いの場合:還元率 最大7%

d払いの場合、最大7の還元サービスを実施しています。7%を実現するためには、以下7つの条件を達成する必用があります。

項目判定条件還元率
dポイントクラブステージdポイントクラブ会員ステージ
→プラチナステージ
+1%
dポイントを貯めた回数前月のdポイントを貯めた回数合計50〜99回+0.5%
100回以上+1%
dカードでのどこも利用料金払い
(GOLD会員限定)
前月末時点で、dカードGOLD契約者が支払いにdカードを設定 +1%
ネットでの買い物前月利用した以下の合計金額
d払い/ドコモ払い/SPモードコンテンツ/dマーケット
 2万円〜5万円未満+1%
 5万円以上+2%
dカード請求額前月のdカード請求額10万円〜20万円未満+1%
20万円以上+2%

参考:「dポイント スーパー還元プログラム」からのお知らせ | d POINT CLUB

d払いも達成するための条件は割と多い感じです。さらに、達成できない場合は0%の場合も普通にありえますね。

結論:Kyashの方が還元率は安定している

上記の通り、スマホ決済サービスによってはKyashの還元率1%を超えてくるものもあります。しかし、達成条件を見ていくと中々厳しいと言わざるを得ません。しかも月ごとに達成する必要があるとなると、かなり使い込まないといけない印象ですね。

そのため、常時最大1%の還元が行われるKyashは安定しています。

改悪はしたが、Kyashはまだまだお得

ここまではKyash改悪の内容や、Kyash以外のサービスへの乗り換えを説明しましたが、

改悪されたとはいえ、まだまだお得に使えるサービスになっているようです。

大きな理由は以下の3点。

  • 改悪はしたが、還元率は最大1%
  • クレジットカードを登録してKyashで支払うことで、ポイント2重取りができること
  • ネット上での決済にも利用できること

還元率は最大1%に下落しましたが、クレジットカードとの組み合わせによるポイント2重取りは健在。高い還元率のクレジットカードと組み合わせて使えば、2%以上の還元を受けられることも。

また、他の電子マネーやスマホ決済では、支払い場所に制限が発生する場合も多いです。特にネットショッピングで使えるサービスとなると数えるほどしかないかもしれません。

KyashであればVISAブランドのカードとして利用できるため、実店舗やネットショッピングなど幅広い店舗で使うことができるわけですね。

上記の2点から、還元率は最大1%に落ちはしましたが、まだまだお得に使えるサービスだと考えます。

まとめ

今回は「Kyashの改悪」について解説しました。

ポイントは以下となっています。

◆Kyashが改悪し、

  • 還元率は2%➡︎最大1%に
  • QUIC Payによる利用は、還元対象外に  → 2020年4月より還元対象に戻りました

◆ユーザからは落胆や悲鳴の声が多数上がっている

◆Kyashをやめて、スマホ決済にした場合でもKyashの還元率を超えることは難しい

Kyashの良いところは、店舗だけではなくネットショッピングでも買い物ができるところです。

還元率は最大1%に落ちたものの、高い還元率をクレジットカードと合わせて使えばまだまだ有用ですよ!

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