「Kyashって還元率が高いけど、何か制限やデメリットってないの?」
「Kyashのメリットとデメリットを確認して、自分に向いているのか知りたい!」
Kyashは高い還元率が魅力のプリペイドカードです。還元率は最大1%となっていますが、この還元率の高さから少し怪しいと感じてしまう方もいるのではないでしょうか。そんな方へ向けて、
今回は「Kyashのメリットとデメリット」を解説します。
私もKyashに関しては1年程度利用していますが、めちゃくちゃお得に使えています。しかし、不正利用があったとの報告もあるため、Kyashの良し悪しをしっかりとお伝えしますよ!
目次
Kyashとは?
まず、Kyashとは何かについて簡単に説明しておきますね。
KyashはVISAブランドのプリペイドカード。このKyashで支払いを行う毎に最大1%の還元を受けることができます。
この還元率に関しては3種類のカードによって異なってきます。
- Kyash Card:1%
- Kyash Card Lite:0.5%
- Kyash Card Virtual:0.5%
さらに、Kyash最大の特徴はクレジットカードに紐付けができること。これによりポイント2重取りが可能になります。ここがKyash最大の魅力になりますね。
Kyashの詳しい内容については「Kyashとは? | 3分でわかるKyashの基礎」で解説しています。
それでは、Kyashのメリットとデメリットについて説明していきます。まずはあなたが気になるデメリットからいきますね。
Kyash(キャッシュ) – 誰でも作れるVisaカード
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Kyashを使うデメリット
Kyashを使ってきて思うデメリットは以下4点。
- 出金や払い戻しに対応していない
- 登録できるカードブランドに制限(VISAとMastercardのみ)
- 支払いは「1回払い」のみ
- 不正利用時はKyash運営側からの補償がない可能性がある
どれも使っていく中でわかってきたことばかりでした。もちろんKyashの利用規約に記載はありますが、最初は気づきにくいですね。
出金や払い戻しに対応していない
Kyashの基本的な使い方としては、Kyash残高にお金をチャージして支払いを行うプリペイド形式となっています。
そのKyash残高にチャージしてしまったお金については、銀行口座への出金や払い戻しに対応はしていません。
Kyashの利用規約にも明記されています。
第12条 払戻しの禁止
弊社は、資金決済法に基づき、Kyash残高を払戻しいたしません。そのため、ユーザーは、弊社によるKyashカード廃止の場合又は法令に基づき払戻しが行われる場合を除き、Kyash残高の払戻しを受けることはできません。
そのため、急に現金が必要になった際は注意しましょう。Kyash残高から払い戻しを行うことはできません。
クレジットカードを登録して、自動チャージに設定しておくことでKyash残高0円でも利用することができます。
この方法だと、Kyash残高にお金が入らない状態で使えるので、対策として使えます!
登録できるカードブランドに制限(VISAとMastercardのみ)
Kyashの紐付けできるクレジットカード・デビッドカードは「VISA」と「Mastercard」のみとなっています。
そのため、保有しているカードがそれ以外の場合は、Kyashに登録することができません。
支払いは「1回払い」のみ
Kyashはプリペイドカードのため、支払いは1回払いしか対応していません。
Kyashの種類によっては100万円/回まで支払えるため、クレジットカードのような使い方と混同してしまいがちですが、できないので注意です。
2回払いなどで支払いを行うとエラーが発生して、決済ができません。
お店の方もKyashがプリペイドカードだとわかっていない場合もあるため、支払い回数を聞いてくることがあります。「えっ?2回払いでもいけるかな?」と思って伝え、支払いに失敗したなんてことも。
不正利用時はKyash運営側からの補償がない可能性がある
Kyashでは2020年3月末頃に不正利用が発覚しました。内容は、Kyashのカード情報が盗まれて、オンラインショッピングで利用されたこと。
Kyashでは不正利用があった場合、Kyash運営側の責任区ではないようであれば、補償の対象外となります。そのため自分の身は自分で守る必要があります。
不正利用の内容と、個人でできる対処方法については「【Kyash】不正利用の内容とその対処方法について【カードロック・オンライン決済OFFで対応】」で解説しています。
Kyashを使うメリット
次は、Kyashを使ってきて思うメリットについてです。感じたメリットは以下の3点。
- 最大1%の還元がある
- クレジットカードを紐づけることでポイント2重取りができる
- 残高にチャージしなくても決済ができる
やはり大きいところはポイント2重取りができる部分。これがあるから使っていると言っても過言ではありません。
最大1%の還元がある
何といってもKyashには最大1%を還元するサービスがありますね。Kyashと言えばこれでしょう。
Kyashには3種類あり、それぞれで還元率が異なります。
Kyash Card | Kyash Card Lite | Kyash Card Virtual | |
還元率 | 1% | 0.5% | 0.5% |
還元率を見ればわかりますが、一番高いのは1%のKyash Card。Kyashを作るとすれば、Kyash Card一択ですよ。
また、Kyashでの還元は「Kyashポイント」と呼ばれる独自のポイントが付与される形となります。こちらもKyashでの支払いに対応しているので使い勝手も良いです。
Kyashの還元率については「【Kyash】還元率は最大1% 【クレジットカードと紐づけて最大2%以上還元可能】」で解説しています。
クレジットカードを紐づけることでポイント2重取りができる
Kyashではチャージ元として、クレジットカードを紐づけることができるようになっています。そのため、
- Kyashからの還元:0.5%〜1%
- クレジットカードからの還元:XX%
と2つの還元ポイントが発生します。これが良いところですね。
支払いを行うたびに2重で還元される快感は、かなり気持ちがいいですよ。
残高にチャージしなくても決済ができる
最後は、Kyash残高にチャージをしなくても利用ができる点ですね。
通常のプリペイドカードであれば、残高にチャージして、チャージした金額分を支払いに利用することができます。しかし、Kyashは違います。
条件としてクレジットカードを登録しておく必用がありますが、Kyashでの残高が0円の状態のまま、決済をすることが可能になっています。
これはめちゃくちゃ便利なので、オススメです。
残高0円でも決済できる方法は「【Kyash】自動チャージに金額設定がない理由【残高0円でも問題なし】」で解説しています。
Kyashはこんな人にオススメ
上記の通り、Kyashにはメリット・デメリットが存在しています。
それでは、Kyashはどんな人なら使ったほうがお得になるのかについてですが、以下に当てはまる方であればオススメです。
- VISAまたはMastercardブランドのクレジットカードをメインで使っている方
- クレジットカードの還元率では満足できない方
- 月12万円以上、クレジットカードで支払っている方
VISAまたはMastercardブランドのクレジットカードをメインで使っている方
Kyashでポイント2重取りをするためには、クレジットカードを紐づける必要があります。そのため、Kyashに登録できるカードを用意しておく必要があります。
Kyashに登録できるカードブランドは、
- VISA
- Mastercard
の2つだけ。
上記のカードブランドをメインの支払いで利用している方は、Kyashも使うことができるためオススメです。
逆に、JCBやアメックスなどを使っている方は、Kyashでは使うことができないため、Kyash用にクレジットカードを用意する必要があります。しかし、専用で作るのは手間ですし、管理も面倒臭いですよね。
クレジットカードの還元率では満足できない方
Kyashを通すことで、Kyashでの還元が発生します。そのため、Kyashを使うだけで最大+1%がクレジットカードの還元にプラスされるため、お得度は満載ですね。
月12万円以上、クレジットカードで支払っている方
Kyashで支払いをすることで、ポイントが還元されますが、還元の上限が設定されているのはご存知ですか?
Kyashでは12万円/月の決済分まではポイントが還元されます。なので、もともとクレジットカードでの支払いが12万円を超えている方であれば、Kyashを十分に利用することが可能。
間違いなくお得に使えるはずですよ。
Kyashはどのカードを選べばよい?
実際、Kyashを発行する際の話になりますが、Kyashには以下の3種類があります。
- Kyash Card
- Kyash Card Lite
- Kyash Card Virtual
このどれを選べばよいのか?という話ですが、Kyash Card一択でOKです。
Kyasha Cardは他のカードに比べて、還元率や利用限度額が全く異なります。Kyashを頻度よく利用してお得を満喫したい場合はこちらを選択しましょう!
Kyashの詳しい内容については「Kyashとは? | 3分でわかるKyashの基礎」で解説しています。
まとめ
今回は「Kyashのデメリットとメリット」について解説しました。
ポイントは以下となっています。
◆Kyashのデメリットは以下の4点
- 出金や払い戻しに対応していない
- 登録できるカードブランドに制限(VISAとMastercardのみ)
- 支払いは「1回払い」のみ
- 不正利用時はKyash運営側からの補償がない可能性がある
◆Kyashのメリットは以下の3点
- 最大1%の還元がある
- クレジットカードを紐づけることでポイント2重取りができる
- 残高にチャージしなくても決済ができる
◆Kyashがオススメの人は?
- VISAまたはMastercardブランドのクレジットカードをメインで使っている方
- クレジットカードの還元率では満足できない方
- 月12万円以上、クレジットカードで支払っている方
◆Kyashを選ぶなら、Kyash Card一択