「アプリでかんたん本人確認って何?」
「やる必要あるの?」
メルペイはメルカリが運営するスマホ決済サービスです。
メルペイには本人確認を行う機能があります。
本人確認をすることでどんなメリットがあるのか疑問な方もいるかと思います。
メルペイをそこまで使いこなす予定のない方、本人確認という手間をかけたくないという人もいるのではないでしょうか。
今回は「メルペイの本人確認とは?」について解説していきます。
結論ですが、
本人確認をしなくてもメルペイを使うことは可能です。
しかし機能に制限が発生するため、がっつり使いたい方は登録したほうがメリットが大きいです。
目次
メルペイの”アプリでかんたん本人確認”とは?
まずはメルペイの「アプリでかんたん本人確認」とは何かについて解説していきます。
メルペイを便利にご利用いただくための各種サービス申込に必要な本人確認を、アプリからかんたんに行える仕組みです。
上記がメルペイのWebページに記載された説明です。
なんとなく、言っていることがわかるような・・・わからないような。。。
と感じた方も多いのではないでしょうか。
もう少し噛み砕いた表現をすると、
メルペイの機能には、利用する方が「本人」であることを確認できないと使えない機能があります。
特にお金を移動させるツールになるため、そのあたりの管理が特に厳重になるわけですね。
そのため、銀行口座の登録や免許証などから「本人であることを証明する」必要があります。
それを簡単に行えるのが、”アプリでかんたん本人確認”というわけです。
メルペイ本人確認をするメリット
さて、ここで気になってくるのが「わざわざ本人確認をする必要ある?」という疑問ではないでしょうか。
なので、本人確認をするメリットを紹介していきたいと思います。
メルペイで本人確認をすることで以下ができるようになります。
- メルペイ後払い(スマート払い)の利用
- セブン銀行ATMからのチャージ
- メルカリ売上金が、メルペイで直接使えるようになる
- メルカリ売上金の有効期限180日がなくなる
下記で詳細を説明していきますが、本人確認をしないデメリットが多すぎます。
基本、本人確認は絶対にしておきましょう!
メルペイ後払い(スマート払い)の利用
メルペイ後払い(スマート払い)は、今月の買い物分を翌月に清算できるクレジットカードのような機能です。
メルペイには以下2種類の支払い方法があります。
- メルペイ残高払い
- メルペイ後払い(スマート払い)
本人確認をしておかないと、片方の支払い方法しか選択できないわけです。
メルペイ後払い(スマート払い)は使い勝手のよい便利な機能なので、メルペイを使う方であればぜひ使えるようにしておきたいです。
わたしも普段は、これを使って支払いをしています。
メルペイ後払い(スマート払い)の詳細については「【メルペイ】後払い(スマート払い)を徹底解説!【清算方法・支払方法・利用店舗・手数料・メリットなど】」で解説しています。
セブン銀行ATMからのチャージ
本人確認をしていない場合、セブン銀行ATMからメルペイ残高へチャージすることもできません。
メルペイ残高へチャージする方法は以下2種類。
- 銀行口座
- セブン銀行ATM
恐ろしいことに、メルペイでは「銀行口座を登録 = 本人確認」となっているので、本人確認をしないとチャージすることができません。
「えっ?じゃあ、本人確認をしないとメルペイは使えないの?」と思ってしまう方もいるかもしれませんが、そこは一応大丈夫。
メルカリ売上金があれば、メルペイを使える仕様になっています。
逆に言えば、本人確認をしないとメルカリ売上金でしか買い物ができないようになっているわけです。
メルペイへのチャージ方法については「【メルペイ】残高へチャージする方法 | 後払いならチャージいらずで利用可能!」で解説しています。
メルカリ売上金が、メルペイで直接使えるようになる
本人確認をしていない場合、メルカリ売上金をポイントとして購入しないとメルペイで利用することはできません。
- 本人確認済:メルカリ売上金→メルペイ残高
- 本人確認未:メルカリ売上金→ポイント購入→メルペイ残高
要するに、利用する段取りが1つ増えるというわけです。
本人確認済みの場合は、メルカリ売上金がメルペイ残高へ自動的にチャージされる仕組みになっています。
メルカリ売上金の有効期限がなくなる
メルカリ売上金には有効期限180日が設けられています。
この期限内に「使う」ないしは「口座に振り込む」などの手続きを行う必要があります。
しかし、本人確認を行うことで、この有効期限がなくなります。
メルペイの本人確認はこんな人にオススメ
前章で説明したとおり、メルペイの本人確認をしておかないとデメリットが非常に多いのが現状なわけです。
なので「メルペイの本人確認」はこんな人にオススメです。
- メルペイを財布替わりに使いたい方
- メルペイ後払い(スマート払い)を利用したい方
- メルカリを使っている方
本人確認の詳しい手順は次で説明しますが、たいした手間はかかりません。
やったほうがお得になるので、ぜひ登録して欲しいです。
メルペイで本人確認をする手順
ここからは具体的にメルペイのかんたん本人確認を行う手順を解説していきます。
本人確認を行う方法
メルペイで本人確認を行う方法は以下の2通りあります。
- 銀行口座の登録
- かんたん本人確認
銀行口座を持っている方であれば、その口座を登録してもらえばOKです。
メルペイに対応している銀行口座や、銀行口座の登録方法については「【メルペイ】銀行口座を登録するメリットと「登録方法・対応銀行」を解説!」に詳細を記載しています。
銀行口座を持ってない方・登録しない方は、かんたん本人確認が必要です。
本人確認に必要なもの
以下のいづれか1つがあればOKです。
- 運転免許証
- 在留カード
- パスポート
2020年2月以降に発行された新デザインのパスポートは、現在利用できません。
本人確認を行う手順
- タブレット端末からは申し込みできません
- すでにメルペイで銀行口座を登録している場合は、本人確認不要です
- 事業者アカウントからは申し込みできません
①メルペイトップ画面にある「本人確認」をタップ
②本人確認のポイントを確認し、「設定をはじめる」をタップ
③本人確認書類を以下3種類から選択
- 運転免許証
- 在留カード
- パスポート(日本政府発行のみ)
④自分の顔と本人確認書類を、画面に表示される説明に従って、スマホで撮影
以下3箇所の撮影が必要です。
- 本人確認書類の表・裏・特徴(厚みやパスポートの表紙)
⑤本人情報入力画面で必要情報を入力し、4桁のパスコードを設定すれば完了です。
その後、メルカリから審査完了の連絡がくればOKです。
メルペイの本人確認は時間がかかる?
「メルペイのかんたん本人確認をしてみたけど、なかなか審査結果が来ない・・・」
なんてこともあるようです。
登録したらすぐに使いたくなってしまうのが、人として当たり前のことですよね。
この本人確認、状況によっては時間がかかる可能性があります。
目安:3営業〜1週間程度
おおよそ、このくらいはかかると見込んでおいたほうが良さそうです。
また、キャンペーン時などで申請が込み入っている場合はさらに長くかかることも。
審査に関してはどうしようもありませんが、入力ミス・撮影ミスなどがあり、差し戻しを受けてしまう場合もあります。
差し戻しだけは受けないように、次章の失敗原因も確実に知っておいた方が良いですよ!
メルペイで本人確認が失敗する原因
メルペイでの本人確認が失敗してしまうのは、割とショックですよね。
時間もかかるし、手間もかかるし・・・。
なので、事前にしっかりと失敗する原因についても学んでおきましょう。
失敗となる原因としては、おおきく分けると以下の2つです。
- 本人確認撮影がうまくいかない
- 審査が完了しない
本人確認撮影がうまくいかない
本人確認撮影がうまく行かない場合は、以下のような原因が考えられます。
該当するAndroid端末を利用している
一部のAndroid端末でピントが合わないなどの事象が発生しています。
- Xperia(XZ、XZ1、XZs、X、Performancなど)
- HUAWEIの一部端末
撮影がうまくいっていない
本人確認書類と自身との照合が正しくできていません。
- 本人確認書類が規定のものか?
- 本人確認書類が枠から飛び出したり、遠すぎたり、ずれたりしていないか?
- 撮影中、顔が髪や服で隠れていないか?
などを確認して、再撮影してください。
審査が完了しない
本人確認書類と入力された情報が異なる場合は、審査が完了できません。
- 入力された「住所」、「氏名」、「生年月日」は、本人確認書類と一致しているか?
- 画像が不鮮明で、本人確認書類の内容が確認できない状態になっていないか?
などを確認して、再度情報を入力してください。
銀行口座で本人確認もできる
どうしても審査が通らない場合や、時間がかかってしまう場合は、銀行口座を登録してしまいましょう。
銀行口座を登録してしまえば、本人確認は不要となります。
まとめ
今回は「メルペイの本人確認とは?」について解説しました。
ポイントは以下となっています。
◆メルペイの本人確認を行わないと、機能が制限される
◆メルペイの本人確認は2通り
- アプリでかんたん本人確認(本人確認書類と自分を撮影する方法)
- 銀行口座の登録